ぐりーんらいふ 鎌倉くらしの日記

長野の庭(4)

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恵泉女学園大学の付属ガーデンです^^一般には非公開の庭が今年初めてツアーに開放されました!なんてすごいこと。
有り難いことですね〜。(そう、ここが入ってたからこのツアーを選んだんだよ)



知人で恵泉園芸科卒の人がおり。ガーデニング系職業のプロです。昔からの庭好きでブレがない。それは羨ましいほど。知人の知人にはガートルード・ジーキルの本を翻訳された方も。そういうプロ達を見てるから、その出身大学の付属ガーデンはぜひとも見てみたいと思ったわけです。



残念なことに写真撮影はNG。でも広報担当の方が素敵な写真をフォトカードにしてくれてます。その一部をどうぞ↑
これは普段からガーデンを見つめ熟知していないと撮れない写真だな〜と思いました。




ガーデンは約1万㎡(3千坪強)で拡張前のバラクラと同じくらいの広さだそうです。そこを生け垣などで区切り14以上の庭を作っています。いわゆるイングリッシュガーデンでアウトドアルームス方式。標高が1千mを超え、生け垣は保温にもなってるそうです。ハーベイシャスダブルボーダー、ローズガーデン、ノット式のハーブガーデン、ロックガーデンなどなど、、。
とくに素晴らしいのがダブルボーダーガーデン〜ハーブガーデン〜フォンテン(噴水)ガーデンと続く一連の庭々の景観でしょう。まっすぐ続いていて境界毎にフォーカルポイントがあるんですよ♪ そしてボーダーの植栽の綺麗な事!手前からブルー・ピンク、イエローと変わっていくんですよ。(しかも左右で日向、日陰と切り替えている)とても上品でおちつく眺めです^^




驚いたのは基本水やりはしない、雨水に任してるということ。深く根を張り水を吸うようになるそうです。水やりしない方がタフに育つということですね〜。夏に地面の上の方だけ掘り返してマルチング材の代わりにして水分の蒸発を防ぐなどもされてるそうです。



この自然に任すということは長年維持管理してきて(27年前に作庭)徐々に悟っていった事だそうです。野の花は何もせずとも毎年綺麗に花を咲かせている訳で、、。なので今はこの土地に合ったものをなるべく手をかけず育てているのだそうです。(「放りっぱなしでよいものばかり多い」とのこと^^)とても寒い土地だそうで、バラも2番花以降は霜で駄目になるそうです。動物被害も多々あり。う〜ん、やはり庭園管理は大変だ^^;



ここのガーデンのもう1つの特徴は花期に合わせて見学してもらうということ。バラなら6月中旬、メインの宿根草は7月中旬〜8月中旬という具合です。これは大学付属の研修施設ならではのもの。民間の商業ベースの庭では年間花を途切らすわけにはいきませんものね。




植栽のカラーについて色々教えてもらいました^^
日陰・・・薄い色がよく映える。白やパステル調など。アクセントで銅葉を入れるなど。

日向・・・濃い色のものを。

またイエローガーデンでも日陰は黄色+青、紫など反対色でクールに、日向なら黄色+赤でホットになど。
そしてやはり葉の取り合わせについても。色、形、質感を色々取り合わせれば花はなくとも楽しめると。



見学しての感想はとてもおちつく上品なガーデンだなということ。植栽やデザイが基本に則っていておちつくし樹々や芝生の緑がまたおちつく。新奇に走ることなくベーシックというのは人を心地よく憩わせてくれますよ。商業ガーデンによっては、、、おちつかない所もあるんですよ。植栽がなんていうか、、色彩、多種類に凝りすぎショーのようだったり。あとは自分の好みと違ってメルヘン調だったり建物が新しすぎたり明るめすぎたりとか。




広く一般公開は今後もないとのこと、そのかわりいずれHPで公開する予定があるそうですよ。楽しみですね^^
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by green2008 | 2012-07-27 21:19 | 庭巡り